東京五輪の聖火リレーは9日午後も秋田県で続き、沿岸部から青森県へ向け北上した。忠犬ハチ公でおなじみの秋田犬の古里とされる大館市では、スキーで冬季パラリンピック2大会に出場した佐々木如美さん(47)がトーチをつないだ。聖火は10日から、青森に入る。

 佐々木さんは、幼少期に左手の親指以外をけがで失った。物を握れないが、今回は特注の器具をはめ、生まれて初めて左手を使ってトーチを掲げた。

 伝統行事「男鹿のナマハゲ」ゆかりの地、赤神神社五社堂(男鹿市)では、ジュニアオリンピックに出場経験のある中学生佐藤杏さん(14)が石段を駆け上がった。