Uターンした大分県宇佐市の集落で差別的な扱いを受けたとして、男性(72)が自治区長だった3人と市に損害賠償を求めた訴訟で、「村八分」の不法行為があったと認め3人に賠償を命じた大分地裁中津支部判決に対し、男性と区長3人とも控訴しない方針であることが9日、双方への取材で分かった。

 区長3人に計110万円、うち1人にはさらに33万円の支払いを命じ、市への請求を棄却した判決が10日確定。

 男性代理人の中山知康弁護士は、区長側から、支払いに応じる旨の連絡と、集落の年間行事予定が送られてきたとし「関係改善の兆しが見られる」と説明した。