日本、オーストラリア両政府は9日、外務・防衛閣僚協議(2プラス2)をテレビ会議形式で開催し、自衛隊が平時から他国軍の艦艇や航空機を守る「武器等防護」の対象にオーストラリア軍を加えると申し合わせた。中国の軍事力増強を念頭に、安全保障協力の強化で一致。協議後、共同声明を発表し「台湾海峡の平和と安定の重要性を強調し、(中台の)両岸問題の平和的解決を促す」と初めて明記した。

 武器等防護は2016年施行の安全保障関連法で可能になった。従来、米軍だけに実施しており、2カ国目となる。岸信夫防衛相は協議後、記者団に「警護任務を適切な機会に実施する準備が整った」と述べた。