【パリ共同】東京五輪の難民選手団代表に決まった選手が8日、IOCのオンライン記者会見に出席し、競泳女子で2大会連続出場のユスラ・マルディニは「この小さなチームは難民だけでなく世界中の多くの若者に希望を与える。みんなにとっての希望の象徴。大きな役割がある。夢は今や自分のものだけではない」と思いを語った。

 内戦状態の母国シリアから海を泳いで欧州に渡り、現在はドイツに拠点を置く。新型コロナ禍で「1年前は五輪開催を想像すらできなかった」と振り返り、選手団の再結成には「理想の世界は、難民選手団の必要がなくなることだ」と複雑な胸中も明かした。