【北京、上海共同】米国が地球温暖化を巡る4月の中国との高官協議で、二酸化炭素(CO2)排出量を2030年までに減少に転じさせるとする中国の目標の前倒しを要求し、中国が拒否したことが8日分かった。米側関係者などが明らかにした。米中間で比較的協調できるとみられていた気候変動分野でも、意見対立が浮き彫りになった。

 中国はCO2排出量が増え続け世界最大となっている。60年までに実質ゼロにする国家目標を掲げるが、米国はこの目標も早期に実現させる狙いとみられる。米国や日本は50年までにCO2を含む温室効果ガスの排出を実質ゼロにすると宣言している。