不正を内部通報したと認めるよう福岡県内の郵便局長を脅したとして、強要未遂罪に問われた西村光晶被告(64)の判決で、福岡地裁は8日、懲役1年、執行猶予3年(求刑懲役1年)を言い渡した。被告は直方市などの郵便局でつくる団体の元「統括局長」で、九州の局長の間で非常に強い立場にあったとされる。

 判決によると、2019年1月、次男が局長だった郵便局で社内ルール違反があるとの内部通報が寄せられたことに関し、県内の郵便局長を内部通報者と疑い「今回の件が後で出てきたら、おまえの名前は絶対ないね」などと告げて辞めさせることを示唆し、通報したと認めるよう脅した。