【北京共同】中国で英雄を侮辱したとしてインターネット利用者が摘発されるケースが相次いでいる。3月に英雄侮辱を処罰する改正刑法が施行されたのが一因。海外での拘束を試みるなど強引な取り締まりが目立ち、言論統制の手段となっている。

 江蘇省南京市の裁判所は5月末、昨年起きたインド軍との衝突で死傷した中国軍の「英雄」を短文投稿サイト「微博(ウェイボ)」で侮辱したとして、著名ブロガーに懲役8月の実刑を言い渡した。英雄の名誉を傷つけた場合に最高で懲役3年となる改正刑法で逮捕された初の事案だった。