【ウィーン共同】国際原子力機関(IAEA)の定例理事会が7日、ウィーンで始まった。イランによって制限されている核査察の状況やイランでウラン粒子が検知された問題などが焦点。イラン核合意の再建に向けた米国とイランの間接協議を念頭に置きながら議論が行われる見通しだ。

 グロッシ事務局長は冒頭、核合意の検証を行っていたが、イランの決定によって査察活動が影響を受けていると指摘。ウラン粒子の検知に関して「懸念」を表明し、イランに対してIAEAの質問に速やかに回答するように求めた。

 イランは2月、IAEAに抜き打ち査察の権限を認めた「追加議定書」の履行を停止した。