学校法人「森友学園」の小学校建設計画を巡り、国や大阪府、大阪市の補助金をだまし取ったとして、詐欺罪などで有罪とされた学園の前理事長籠池泰典(本名・康博)被告(68)と、妻諄子(本名・真美)被告(64)の控訴審初公判が7日、大阪高裁(西田真基裁判長)であり、両被告は出廷した。泰典被告側は国の補助金詐取について改めて無罪を主張、諄子被告側は全面的に無罪を訴えた。

 泰典被告側は国の補助金詐取に関し「故意や共謀はなかった」と説明。府市の補助金詐取については、量刑の軽い補助金適正化法違反にとどまると訴えた。検察側は、両被告側の控訴棄却などを求め、争う構えを示した。