2020年6月に北海道登別市立中1年の工藤虎太郎さん=当時(13)=が自殺した問題で、第三者委員会がまとめた非公表の調査報告書が、自殺の一因となった部活動での工藤さんへのからかいについて、顧問や他の部員の聞き取りから「楽しい部活」という名目の下、放置されていたと指摘していることが6日、分かった。報告書はからかいをいじめとし、学校側の認知不足を問題視している。

 登別市教委が開示した報告書では、部活動は部員が楽しむ場所で、練習中に「デブ」などのからかいが飛び交っていた可能性を指摘。工藤さんの精神的苦痛が、重く受け止められなかった実態が明らかになっている。