【ワシントン共同】米食品医薬品局(FDA)は7日までに、製薬大手のエーザイと米バイオジェンが共同開発するアルツハイマー病治療薬候補「アデュカヌマブ」を承認するかどうか判断する。メーカー側は早期の認知症の悪化を抑えると主張。だが臨床試験(治験)は明確な有効性を示していないとの専門家らの根強い反論もあり、審査の結果が注目される。

 アルツハイマー病の薬では症状を一時的に緩和するものはあるが、原因に直接作用する根本的な治療薬はない。新薬は20年近く現れておらず、米国の主要な患者団体は承認を期待する。FDAの判断は日本にも大きな影響を及ぼしそうだ。