【北京共同】天安門事件の一部遺族は4日、当局の監視下で北京市郊外の「万安共同墓地」を墓参した。周辺では数十人の私服姿の当局者らが厳戒態勢を取った。中国本土で報道や公の追悼行事は許されておらず、会員制交流サイト(SNS)上では事件には直接触れず、哀悼の意を示す菊の花やろうそく、涙の画像を投稿する人がいた。

 当時19歳の息子が犠牲になった張先玲さん(83)ら遺族7人は当局の車などで墓地を訪れ、追悼文を読み上げた。張さんは取材に、香港での追悼集会制限に関し、共産党が「虐殺の事実を隠したいのはどこでも同じ」と指摘した。