【香港共同】中国が民主化運動を武力弾圧した1989年の天安門事件から32年の4日、香港警察は、事件の犠牲者追悼集会を抑え込むため、厳戒態勢を敷いた。中心部のビクトリア公園で大規模な追悼集会が90年から毎年開かれてきたが、警察は公園を封鎖し、追悼集会は初めて中止に追い込まれた。

 中国本土では認められていない大規模追悼集会は「一国二制度」の下で保障されてきた香港の「言論・集会の自由」の象徴だっただけに、昨年6月末の香港国家安全維持法(国安法)施行による統制強化を強く印象付けた。

 警察は、集会開催を申請した民主派団体に、新型コロナ対策を理由に禁止を通知した。