東京五輪の聖火リレーは4日午後も新潟県で実施された。佐渡市では、世界文化遺産登録を目指す「佐渡島の金山」の周辺を巡り、佐渡を拠点に活動する和太鼓グループ「鼓童」の創立メンバーで女子マラソンのパイオニア、大井キヨ子さん(64)が最終走者として走った。

 大井さんは1979年2月の別府大分毎日マラソンに出場し、2時間48分52秒でゴール。当時、女子マラソンの公認レースはなく、女性が国内主要マラソンを完走したのは初めてだった。

 かつて東洋一の鉱石処理場と呼ばれた、北沢浮遊選鉱場跡が区間のゴール。雨が降りしきる中、大井さんは手を振りながら、軽やかに駆け抜けた。