札幌市は4日、新型コロナウイルス患者3人の健康観察が遅れ、うち自宅待機中の1人が死亡したと発表した。感染急拡大で市の業務が多忙になり、確認作業を忘れたことが背景にあるとしている。

 市によると、健康観察が必要な患者のデータはパソコンに入力後、毎朝に紙で印刷し、看護師に渡していた。患者急増に伴い、5月中旬から印刷回数を朝と昼の2回に増加。複数で印刷漏れを確認していたが、いずれも昼分のチェックを忘れたという。

 死亡した患者は自宅待機中で、入院や宿泊療養の必要性の判断前だった。残る2人は詳細を明らかにしていないが、既に回復したという。