2020年生まれの赤ちゃんの数(出生数)は1899年の統計開始以来最少の84万832人だったことが4日、厚生労働省の人口動態統計(概数)で分かった。初めて90万人を割り「86万ショック」と言われた前年から2万4407人減った。女性1人が生涯に産む子どもの推定人数「合計特殊出生率」は1・34(前年比0・02ポイント低下)。婚姻件数も52万5490組(同7万3517組減)で戦後最少だった。少子化がさらに加速している。

 20年は新型コロナウイルスの感染が拡大し、暮らしが激変した。出生数への影響は21年に入ってから本格化し、70万人台になるとの予測が出ている。