広島市役所で4日、昨年8月6日の「原爆の日」以降に亡くなったり、既に亡くなったと遺族から申請があったりした被爆者の氏名や年齢を、原爆死没者名簿に書き加える作業が始まった。8月5日まで続き、翌日の平和記念式典で原爆慰霊碑の下にある石室に納められる。

 今年は被爆から76年。広島市によると、昨年8月6日までに氏名が記帳された死没者は32万4129人で、名簿は118冊ある。これとは別に、「氏名不詳者多数」と書かれた1冊と、長崎で被爆し広島での奉納を希望した10人の名簿が1冊ある。今月4日時点で新たに記帳が決まった死没者は4364人。