江戸後期に伊能忠敬(1745~1818年)と測量隊が作製した手描きの「大日本沿海輿地全図」のうち列島を3枚に収めた「小図」の副本が4日、ゼンリンミュージアム(北九州市)で報道陣に公開された。同館は開館1周年に合わせた5日~8月29日の企画展でレプリカを展示する。

 副本は北海道、東日本、西日本を横約1・6メートル、縦1・5~2・5メートルの用紙に描いた「実測輿地図」。虫食いや補修はあるが、海岸線や測量線、1万3千余の地名が明瞭に読み取れる。福岡県内の個人が昨年、同館に寄贈した。