【北京共同】中国共産党・政府が民主化運動を武力弾圧した1989年の天安門事件から4日で32年を迎えた。習近平指導部は7月に創建100年を迎える党の汚点に注目が集まらないよう神経をとがらせており、犠牲者を追悼する動きを抑え込んでいる。現場となった北京の天安門広場などに多くの警官らを配置し、厳戒態勢で臨んだ。

 中国による統制が強まる香港でも、新型コロナウイルス対策を理由に恒例だった追悼集会が禁じられた。香港メディアによると、香港警察は4日、無許可集会に関連する容疑で民主派団体幹部の鄒幸トウ氏を逮捕した。鄒氏は公園での追悼強行を示唆していた。