【モスクワ共同】ロシアのプーチン大統領は30日、米国が一極支配の考えから脱却することが米ロ関係の正常化に必要だとの認識を示し、バイデン米大統領の決断に期待を表明した。テレビを通じて国民の質問に答える恒例イベント「国民対話」で述べた。

 プーチン氏はバイデン氏と米ロ関係改善を目指し6月にジュネーブで会談したが、米側はその後も対ロ追加制裁を検討しており、発言は米国をけん制する狙いがありそうだ。

 プーチン氏は「米国は世界の変化に気付いているからこそ米ロ首脳会談に応じた一方で、自国の独占的な立場を守ろうとして挑発や制裁など非建設的な行動を取っている」と述べた。