鹿児島市で2018年9月、市立中3年の男子生徒=当時(15)=が担任教諭から個別指導を受けた後に自殺した問題で、市の第三者委員会は30日、担任の指導が自殺の引き金になったと推察されるとの報告書をまとめた。

 第三者委によると、40代女性教諭は始業式当日、宿題を忘れた生徒を職員室で約10分間指導した際「こういう2学期のスタートでいいのか」などと大声で叱責した。

 報告書では、夏休み明けの登校や進路に関するストレスを抱えていた生徒は、担任の指導が加わったことで「問題の解決策が見えなくなる心理的視野狭窄に陥り自殺した」との見方を示した。