JR西日本米子支社は3日、トロッコ列車「奥出雲おろち号」を2023年の運行で終了すると発表した。製造から約50年が経過した車両の老朽化を理由としている。

 機関車が押す3両編成で、先頭が窓ガラスのないトロッコ車両。主に木次線の木次(島根県雲南市)―備後落合(広島県庄原市)間で、春から秋にかけ週末を中心に運行している。

 利用客は近年1万3千人ほどで推移していたが、昨年は新型コロナウイルスの影響で運転日数を減らし、約5600人だった。

 同支社によると、修理部品の調達が困難となり、23年末に迎える車両の検査期限を更新せず運転を終了することにした。