バイデン米政権が、4月16日にワシントンで日米首脳会談を終えて間もない4月下旬に、菅義偉首相の再訪米を日本政府に打診していたことが3日分かった。5月21日に行われた米韓首脳会談に菅氏を合流させ、日米韓3カ国首脳会談を開催する計画だった。複数の日米関係筋が明らかにした。

 このプランに対し、韓国の文在寅大統領側が「米韓首脳会談が(日米韓首脳会談に)埋もれてしまう」と強く難色を示し、見送られたという。

 同盟外交を重視するバイデン政権には、冷却化している日韓関係を改善する契機をつくり、台湾問題などを巡る日米韓の連携をアピールする狙いもあったとみられる。