山形大は、探査機「はやぶさ2」で注目が集まった小惑星「りゅうぐう」のように、暗い天体の詳しい解析に使える超高速・高感度センサーを開発した。1億分の1秒の精度で光の最小単位の粒「光子」を感知。毎秒1万枚の画像撮影が可能な上、市販の望遠鏡にも装着できる。ブラックホールの観測への応用も期待されているという。

 開発した中森健之教授(宇宙物理学)によると、医療機器などに使用される放射線検出用の半導体を天文観測用に改良。同様の感度のものはあるが、発熱の影響を避ける大規模な冷却装置などが必要な大がかりなもので、量産はできないという。