環境省信越自然環境事務所は3日までに、国の特別天然記念物で絶滅危惧種のニホンライチョウが中央アルプスでの越冬に成功し、生存を確認したと発表した。中アでは絶滅したとみられたライチョウが2018年に飛来したことを受け、北アルプス乗鞍岳から20年夏にヘリコプターで19羽を移送し、群れの復活を目指していた。

 同事務所は今年4月下旬~5月末に現地調査。目撃情報や足跡、ふんなどから、飛来した1羽を含め少なくとも13羽が生きているとみられ、3組のつがいも確認した。

 産卵は例年6月下旬~7月上旬。ふ化したら、職員の目が届かない夜間などは家族ごとにケージに入れて保護する。