2020年度に犯罪被害給付制度に基づいて事件の被害者や遺族に支払われた給付金は総額8億2509万円だったことが3日、警察庁の集計で分かった。前年度から2億427万円減で、給付対象となった被害者は263人だった。

 内訳は、遺族が対象の「遺族給付金」が103人で約6億767万円。けがなどをした被害者への「重傷病給付金」は98人で約2405万円、障害が残った場合の「障害給付金」が62人で、約1億9336万円だった。

 警察庁は296人について裁定し、不支給は33人。理由は「給付金を上回る労災補償などを受領」が最も多かった。