東京都は29日、東日本大震災で被災した岩手、宮城、福島の東北3県と熊本地震で大きな被害が出た熊本県の計6カ所で東京五輪・パラリンピック期間中に予定していたパブリックビューイング(PV)や競技体験などの会場「ライブサイト」開設を全て中止すると発表した。人の流れの抑制や新型コロナウイルスの感染再拡大防止が目的としている。

 代替策として復興状況のオンライン配信などを検討する方針だが、大会が掲げてきた「復興五輪」の理念はさらに遠のく形となった。

 都は地元自治体の意見を参考にしながら、共催の大会組織委員会と協議して中止を判断した。