トヨタ自動車が29日発表した5月の世界生産は、前年同月比83・4%増の67万1097台だった。前年同月の新型コロナウイルス流行による不振の反動で大幅に増加した。9カ月連続のプラスで、回復傾向が続いている。

 一方で、新型コロナ流行前の2019年5月の80万2592台は下回った。北米の一部工場の停止や、祝日の関係で日本国内の稼働日が少なかったことが響いた。

 今年5月の生産のうち、海外が93・0%増の46万9429台。主力市場の北米は4・2倍、欧州は2・1倍に拡大した。中国は生産体制の再編の準備があり、前年を割った。国内は64・3%増の20万1668台。