将棋の第32期女流王位戦5番勝負の第3局は2日、福岡県飯塚市で指され、後手の里見香奈女流王位(29)が150手で挑戦者の山根ことみ女流二段(23)を破って3連勝で防衛、女流通算タイトル数で清水市代女流七段(52)を抜き、歴代最多の44期目を獲得した。

 新たな歴史を刻んだ里見女流王位は「(今日は)勢いよくいけたらと思っていた。苦しいところもあったが最後のあたりで勝ちになった。工夫して指せたと思う」と話した。

 里見女流王位は2月に女流名人を防衛し、清水女流七段のプロ入りから24年7カ月を大幅に上回るスピードの16年4カ月で最多タイの通算43期を達成していた。