環太平洋連携協定(TPP)の参加国は2日、閣僚級会合「TPP委員会」を開き、英国の加入交渉の開始を決めた。2018年12月の協定発効後、初めての拡大交渉となる。新規加入の動きを歓迎しつつ、先例になることを踏まえ、貿易や投資などに関するルールはあくまで高い水準を維持する。TPP経済圏を広げ、中国などにルールの受け入れ圧力をかけることも狙いの一つだ。

 TPP参加11カ国の閣僚が2日採択した共同声明では、協定内容を守るという英国の意図や能力を考慮して交渉の開始を判断したと説明。一段の参加国拡大に対する期待もにじませた。