北方領土・歯舞群島の貝殻島周辺で2日、ロシア側に入漁料を払って行うコンブ漁が始まり、北海道根室市内の漁協に所属する漁船231隻が一斉に出漁した。北海道水産会によると、漁期は9月末まで。

 午前6時ごろ、根室市の納沙布岬沖に集まった船団は朝日に照らされながら約3・7キロ先にある貝殻島周辺の漁場へ。近くの岸壁では漁協関係者らが日の丸の小旗を振り、出漁を見守った。

 初日の漁は約3時間半で終わり、茶褐色のコンブが次々と根室市内の港に水揚げされた。出漁した柿本康弘さん(67)は「雑草が多く、コンブの繁茂状況が悪かった。明日以降の漁に期待したい」と話した。