2020年度1年間の生活保護申請件数が計22万8081件(速報値)に上り、前年度から5039件(2・3%)増えたことが2日、厚生労働省の集計で分かった。新型コロナの感染拡大が長引き、雇用情勢が悪化したことが影響した。上昇に転じるのは、リーマン・ショック後の09年度以来では初めて。

 厚労省は同日、3月の生活保護申請件数も発表。2万2839件となり、前年同月と比べて8・6%増えた。前年同月からの増加は7カ月連続で、増加幅は昨年9月の1・7%から、月ごとに少しずつ大きくなっている。

 3月から生活保護を受け始めた世帯は2万336世帯で、前年同月比8・7%増えた。