ホンダは11日、視覚障害者を安全に目的地まで誘導するため、靴に取り付ける機器を開発する新会社を同社従業員が設立したと発表した。ホンダは、将来性のある新事業のアイデアを持つ従業員の起業を支援する取り組みを進めており、会社設立に至ったのは今回が初めて。

 会社名と商品名はいずれも「あしらせ」で、「足」と「お知らせ」を組み合わせた。ホンダの出資比率は20%未満に抑えた。

 あしらせは、靴の中にスマホのアプリと連動する機器を付け、アプリで目的地を設定すると足の甲や側面部分が振動する。利用者は振動した機器の位置や振動のテンポで、右折か左折かなどを判断する仕組みだ。