東芝は11日、自動運転車やインフラ監視向けに「目」の役割を担う小型のセンサー装置を開発したと発表した。200メートル先まで把握できるタイプで世界最小という。

 昨年7月に発表した従来品と比べて3分の1以下の約350立方センチで、解像度は4倍に高めた。まずは道路脇に設置して落下物を検知することなどに使うインフラ監視での活用を想定し、2022年度の実用化を目指す。

 このセンサーは「LiDAR(ライダー)」と呼ばれ、レーザー光を周囲の物体に反射させて状況を観測する。小型化すると、インフラ監視の場合は機器の設置場所の自由度が増し、費用も低減できる。