奈良市の奈良公園内にある施設「鹿苑」で1日、生まれたての子ジカの一般公開が始まった。月曜日を除き30日まで。「奈良の鹿愛護会」(同市)は昨年、新型コロナの感染が拡大し始めたため、公開を見送った。今年は入場者数を例年の半分以下の300人に絞り、定員を上回る人数が来た場合は、30分間程度の見物で交代してもらうよう呼び掛ける。

 鹿苑では今年、シカの赤ちゃん19頭が5月9日から6月1日までに生まれた。愛護会は同日時点で、妊娠した雌のシカを約110頭保護。出産は7月ごろまで相次ぐ見通しという。

 奈良公園や春日大社の敷地内とその周辺にいるシカは、国の天然記念物。