鳥取・兵庫県境近くの1市6町は1日、新型コロナのワクチン接種の共同実施協定を結んだ。県境をまたいで通勤や通院をする人が多い地域で、これまでは住民票のある自治体以外で接種を受ける際に必要だった届けがいらなくなり、接種の促進が期待される。鳥取市によると、県境をまたいだ体制構築は全国初とみられる。

 協定を結んだのは兵庫県の香美町、新温泉町と、鳥取県の鳥取市、智頭町、八頭町、若桜町、岩美町で、2月中旬から準備してきた。運用は6月1日から始め、他県の住民に使ったことで生じたワクチンの不足は両県間で融通して解消するほか、厚生労働省にも追加配分を要望する予定。