第一生命ホールディングスの稲垣精二社長(58)は1日までに共同通信のインタビューに応じ、2022年度以降に新たに採用する営業職員の給与を固定給重視に改める考えを明らかにした。実績に応じた変動給の割合を一定の範囲に抑える方向で労働組合と協議する。給与の安定により、離職率が高い営業職員の定着を促す狙いがある。

 第一生命保険では昨年、営業成績が優秀で知られていた山口県の89歳女性による19億円超の詐取が表面化。その後の調査で他の元営業員も詐取を行っていたことが発覚した。同社は問題を受け、以前から検討していた給与体系の見直しも含め営業職員の在り方を再考してきた。