経団連は1日の定時総会で、新会長に住友化学会長の十倉雅和氏(70)を選任した。病気療養のため任期途中で辞任した中西宏明氏(75)の後任で、慣例では2期4年務める。新型コロナウイルス禍や米中対立、脱炭素化の取り組みといった難題を抱える中での緊急登板となる。

 副会長には、IT大手ディー・エヌ・エー(DeNA)の南場智子会長ら6人が新たに就任した。女性の起用は初めてで、副会長は18人から19人に増えた。

 十倉氏は就任のあいさつで「社会性の視点、国際協調、デジタルとグリーンをキーワードに、広く国民や社会全体から支持される経団連を目指していく」と語った。