政府は1日、2020年度版の森林・林業白書を閣議決定した。20年の木材輸出額は2年ぶりに増え、過去20年で最高の357億円となったことを紹介。日本は人口減少で市場規模が縮小傾向にあるとして、林業事業者などの所得向上には「世界の市場の獲得が不可欠だ」と指摘した。

 輸出額は米国や中国向けを軸に丸太や製材が好調で、01年の約5倍の水準となった。要因に中国での丸太などの需要増や、米住宅関連のスギ製材の伸び、韓国でのヒノキ人気の高まりなどを挙げた。白書は、さらなる輸出拡大には「日本産木材製品のブランド化や認知度向上」が重要とした。