自民党の菅原一秀前経済産業相(59)=衆院東京9区=は、選挙区内の行事の際、祝儀や会費名目で現金を配布したとの疑惑を受け、近く離党する意向を固めた。関係者が31日、明らかにした。7月の東京都議選や秋までにある衆院選をにらみ、一定の責任を取る必要があると判断したとみられる。菅原氏は菅義偉首相の側近の一人。新型コロナウイルス対応を巡り「後手」批判が続く首相の政権運営への打撃は必至だ。

 菅原氏は2019年9月、当時安倍内閣の官房長官だった首相の後押しを得て、経産相として初入閣した。直後に、秘書が地元有権者に香典を渡したなどと報道され、同10月に辞任した。