【台北共同】台湾の陳時中衛生福利部長(衛生相)は31日の記者会見で、集計漏れ分を含めて新型コロナウイルスの新たな市中感染者347人を確認したと発表した。累計の感染者は8511人で、死者124人。このうち5月15日以降の感染者は7221人、死者は112人と急増している。

 台湾では5月から感染が拡大し、15日以降の市中感染者は連日3桁台となっている。死者数は中国から広がった重症急性呼吸器症候群(SARS)で2003年に犠牲となった73人を上回った。

 予防の鍵となるワクチンは、29日時点で少なくとも1回接種したのが約37万人と全人口の2%に満たない。