大阪府河内長野市の府営滝畑ダムで、深さ約25メートルのダム湖の底に沈められていた地酒120本が31日、同市の製造元の蔵元「西條」や市職員らによって引き揚げられた。光が遮断され水温が7度と熟成に適した環境で、昨年12月から貯蔵していた。

 地域振興につなげよう同社と府、同市が始めた取り組み。湖底熟成酒「天野酒」(720ミリリットル)として2017年の貯蔵分から、ふるさと納税の返礼品限定で提供している。同社によると、水流による適度な揺らぎで味がまろやかになるという。

 この日は約10人がかりで、湖面に浮かべた作業用フロートに酒を引き揚げた。