講談社は31日、昨年6月に解散した創文社が刊行していた書籍を「創文社オンデマンド叢書」として出版すると発表した。創文社は哲学やキリスト教、法制史などの書籍が充実していたことで知られていた。講談社は「巨大な宝にアクセスできなくなる事態を座視していられなかった。文化の継承と発展に少しでも貢献できればと願っている」としている。

 叢書では、トマス・アクィナス「神学大全」やマックス・ウェーバー「経済と社会」など全500点でスタート。創文社が刊行した約1800点のうち、約1500点について権利処理の作業を続けており、刊行点数を増やしていく。