装飾品として利用されるべっ甲の材料となる、ウミガメの仲間タイマイの甲羅564キロが2000~19年に日本の税関に押収されたことが、環境団体の世界自然保護基金(WWF)などの調査で31日分かった。乱獲で絶滅が危ぶまれるタイマイの国際取引はワシントン条約で禁止されているが、日本では密輸入が続いている状況を示す結果。WWFは「国内での売買が容認されており、政府は早急に政策を見直すべきだ」と強調する。

 WWFやトラ・ゾウ保護基金(東京)などのチームが、日本の税関の押収記録などを調査すると、00~19年の押収件数は71件あり、押収量は計564キロだった。