梅の産地として知られる和歌山県南部で、南高梅を収穫する季節を迎えた。上富田町の農業稲垣憲一さん(68)方では、30日朝から家族4人で、大きな実を摘み取り始めた。

 地元農協によると、収穫のピークは6月上旬。梅は首都圏や京阪神地区を中心に出荷されたり、ジュースに加工されたりする。作柄は平年並みという。

 「3月以降に適度な雨に恵まれたこともあり、実は質がよい」と語る稲垣さん。新型コロナウイルスの感染拡大が続く中、健康志向の高まりで消費が伸びることを期待している。