【台北共同】台湾が半世紀ぶりの記録的な干ばつに見舞われている。一部自治体では週2日間の断水を実施。農産物被害が報告されているほか、製造時に大量の水が必要な半導体産業への影響を懸念する声が上がっている。

 中南部の複数のダムで貯水率が10%を切った。観光名所でもある南投県の日月潭の貯水率は約30%。干上がって草原のようになった一部の湖底は「名所」となり、多くの観光客が記念写真を撮っていた。地元のタクシー運転手は「50年以上住んでいるが、こんなにひどいのは初めて」と話した。

 台湾では昨年、台風が上陸せず、中南部では秋以降まとまった降雨が観測されていない。