【香港共同】香港の不動産開発大手が、新型コロナウイルスワクチンを接種した市民に1080万香港ドル(約1億5千万円)のマンションが当たる抽選を行うと発表した。29日付の香港紙、明報などが報じた。香港では様子見の市民が多く、接種率が約20%と低迷。経済界に接種促進への協力を求めた香港政府の林鄭月娥行政長官の呼び掛けに応じた形だ。

 18歳以上の永住権を持つ香港住民が対象で、9月1日までの2回接種が応募条件。

 市民がワクチン接種を敬遠する背景には、副反応への懸念に加え、コロナ流行が収束しつつあることや、民主派弾圧を続ける政府への不信感もあるとみられている。