【ワシントン共同】バイデン米政権は28日、2022会計年度(21年10月~22年9月)の予算編成方針を示す予算教書の全体版を発表した。新型コロナウイルス流行前の19年度に比べて35%増となる歳出総額6兆110億ドル(約660兆円)を要求。インフラ投資や福祉への支出を重視し、米経済の立て直しに向け積極的な財政出動路線を鮮明化した。

 財政赤字は今後10年間で累計14兆5310億ドル(約1600兆円)に達する見通し。低金利で借り入れ費用を抑え、企業や富裕層への増税で中長期的に赤字を削減する。ただ金利上昇が起これば財政運営が綱渡りとなる危険性もある。