2019年の首里城(那覇市)の火災で、建物や美術工芸品の損害額は約84億4千万円だったと28日、内閣府沖縄総合事務局などが明らかにした。保険会社が算定し、同日までに契約の上限となる70億円の損害保険金が支払われた。修復費に充てる。

 あいおいニッセイ同和損害保険が認定した損害額の内訳は、建物が約75億9千万円、美術工芸品などが約8億5千万円だった。建物を所有する沖縄総合事務局と、首里城を管理する一般財団法人「沖縄美ら島財団」が保険金を受け取った。

 損害保険とは別に、同事務局はこれまでに、がれきなどの撤去費用として約3億9千万円の保険金も受け取っている。