旅行大手のJTBが28日発表した2021年3月期連結決算は、純損益が1051億円の赤字(前期は16億円の黒字)だった。赤字額は19年3月期の151億円を上回り過去最大。新型コロナの感染拡大で旅行需要が激減し、売上高も前期比71・1%減の3721億円に落ち込んだ。

 21年度は従業員の夏冬の賞与に相当する臨時手当の支給を見送る。山北社長は22年3月期の目標として、ワクチンの普及による旅行需要の一部回復などで「純損益の黒字化を達成する」と述べた。

 昨年にグループ従業員を19年度比6500人減らす計画を公表したが、削減数が約7200人に増えたことも明らかにした。